弱酸性は肌にやさしい?
テレビコマーシャルでよく”弱酸性だから肌にやさしい”というキャッチフレーズをよく聞きます。
人の肌の表面が弱酸性であるからという理由からです。最近では他の企業まで真似して同じことをいうので、思わず納得してしまうような理由ですが、本当なのでしょうか?
これが本当なら、このコマーシャルをしている洗顔剤の企業の製品はすべて弱酸性の商品にしているはずです。しかし、他の商品を見てみると固形石鹸はアルカリですし、
入浴剤も弱アルカリです。なぜ廃盤にしないのでしょうか?
また弱酸性シャンプーの企業はアルカリだと髪の毛が傷むので弱酸性が良いと言っておられますが、戦前の日本ではほとんどの方が石鹸で頭を洗っていましたが、
髪の毛は現代人よりきれいであると言われています。
日本と世界の長い歴史の中で、温泉は人間の健康と皮膚の疾患の改善に効果を上げてきましたが、この温泉はたいがいアルカリ泉です。
アルカリ温泉に入って肌荒れした話や、髪の毛が傷んだと言う話は聞いたことがありません。結局、売るための方便として「弱酸性」を使用しているにすぎません。
消費者である私たちは、全成分をみて、自分にあった商品を選ぶことが大切です。
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